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CodexやClaude Codeに、XのURLを渡したことはありますか?
「そのページは読み込めません」
「URLの内容は確認できません」
「ポリシー上、Xの内容は取得できません」
便利なスレッドを見つけた。実装に使えそうな投稿があった。競合の投稿をまとめたい。
そう思ってURLを渡したのに、AIが読んでくれない。
そんなときに一発で解決できるのが、Jina AIが提供するJina Readerというツールです。
使い方はこれだけ。
https://r.jina.ai/ + 読み込みたいURLたとえばXの投稿なら、こうなります。
https://r.jina.ai/https://x.com/username/status/123456789URLの前に https://r.jina.ai/ を付けて渡す。それだけで、AIが読みづらいページをMarkdown形式に変換してくれます。
この記事では、Jina Readerをどう使うと実務で役立つのかを解説します。
Jina Readerとは

通常のWebページには、本文以外にも広告、メニュー、サイドバー、JavaScript、CSSなど大量のノイズが含まれています。人間がブラウザで見る分には問題ありませんが、AIに読ませるとき、この余計な情報が邪魔になることがある。
Jina Readerはそれを取り除き、本文だけをAIが読みやすいMarkdown形式に変換して返してくれます。
無料で使えるが、レート制限がある
APIキーなしで無料利用できますが、レート制限があります。
| 利用方法 | レート制限 |
| APIキーなし(無料) | 20 RPM |
| APIキーあり(無料枠) | 200 RPM・新規キーに1,000万トークン付与 |
| 有料 | それ以上 |
ちょっと試す程度なら、APIキーなしで十分です。業務で使い込むなら、APIキーを取得してレート制限を上げておくのが無難です。
何でも読めるわけではない
便利なツールですが、万能ではありません。
以下のようなページは読み込めないことがあります。
- 鍵アカウントの投稿
- ログインが必要なページ
- 削除済みの投稿
- 閲覧制限がかかっているページ
Jina Readerは「見えないものを見る」ツールではなく、公開されているページをAIが扱いやすい形に変換するツールです。この前提を押さえておくことが大切です。
シーン別具体的な使い方

① X投稿・スレッドを整理したい
一番よくある使い道です。
Xの投稿を「要約して」とAIに頼むだけでは少しもったいない。X投稿は短く、文脈が省略されているので、何を「主張」していて、何が「意見」で、何が「事実」なのかを分けて整理させると、格段に使いやすくなります。
以下のX URLをJina Reader経由で読み込んでください。
URL:
https://r.jina.ai/元のURL
内容を次の形で整理してください。
・投稿本文の要約
・主張と根拠
・事実と意見の区別
・不明点・検証が必要な点
・実務で使う際の注意点スレッドを読む場合は「どこまで取得できたか」を明記させることが重要です。
Xのスレッドでは、引用ポストやリプライの補足によって意味が変わることがある。Jina Readerでテキスト化できたとしても、スレッドの全体像が完全に取れているとは限りません。
このXのスレッドをJina Reader経由で読み込んでください。
取得できた投稿の範囲を明記したうえで、時系列で内容を整理してください。
取得できていない可能性がある部分も書いてください。「全部読めた前提」でまとめさせないことが、精度を上げるコツです。
② 記事制作・競合リサーチに使う
Jina Readerは、Web記事や競合LPをAIに読ませるときにも使えます。
URLをそのままAIに渡すより、Jina Reader経由で本文を取得させたほうが、広告やナビゲーションのノイズが減り、内容を整理しやすくなります。
記事制作で使うなら、「要約して」で終わらせないことが重要です。
単に短くまとめるのではなく、記事に使える材料として整理させることがポイントです。
以下のURLをJina Reader経由で読み込んで、記事制作の材料として整理してください。
URL:https://r.jina.ai/元のURL
出力してほしい内容:
・読者が気になりそうなポイント
・記事の導入に使えそうな話題
・本文で使える情報
・見出し案
・競合との差別化ポイント
・注意して扱うべき表現読者の悩みはどこにあるか、自分の記事でどう差別化できるか、どこをそのまま使うと危ないか。この視点まで含めてアウトプットさせると、リサーチの質が上がります。
③ CodexやClaude Codeで技術投稿を使う
技術系の投稿をもとにコードを書かせたいとき、いきなり「このURLを参考に実装して」と渡すのは危険です。
AIは、足りない情報があると自然に補完しようとします。投稿に「このライブラリが便利」としか書かれていないのに、API仕様や設定方法を勝手に補ってしまうことがある。
実装に入る前に、「読めた内容」と「AIが補った内容」を分けて確認しておくことが大切です。
以下のURLをJina Reader経由で読み込んでください。
本文に書かれている技術的な内容を整理し、
・実装に使える情報
・推測が必要な情報(本文に根拠がないもの)
を分けてください。その後、実装方針を提案してください。
読解→抽出→実装の順番に分けることで、AIの回答を確認しやすくなります。
でも自分でコピペすればいいのでは・・・?
ここまで読むと、こう思う人もいるはずです。
「それって、Xの投稿文を自分でコピーしてAIに貼ればよくない?」
正直に言えば、短い投稿ならそれで十分。
Jina Readerが効いてくるのは、手作業が面倒になるシーンです。
- Xのスレッド全体を読みたい
- 複数URLをまとめて整理したい
- Web記事やLPをAIに読ませたい
- HTMLや広告などのノイズを減らしたい
- HTMLやClaude CodeにURLベースで作業させたい

ページが長い、構造が複雑、複数URLをまとめて処理したい、猫の手も借りたい——!
こういった場面で、Jina Readerは助けてくれます。
すぐ使えるテンプレート集
本文で紹介したプロンプトをまとめました。URLの部分だけ差し替えてそのまま使えます。
X投稿を整理するとき
以下のX URLをJina Reader経由で読み込んでください。
URL:
https://r.jina.ai/元のURL
内容を次の形で整理してください。
1. 取得できた本文の要約
2. 主張と根拠の整理
3. 事実と意見の区別
4. 不明点・検証が必要な点
5. 実務で使う場合の注意点記事制作に使うとき
以下のURLをJina Reader経由で読み込んで、記事制作の材料として整理してください。
URL:https://r.jina.ai/元のURL
出力してほしい内容:
・読者が気になりそうなポイント
・記事の導入に使えそうな話題
・本文で使える情報
・見出し案
・競合との差別化ポイント
・注意して扱うべき表現
・独自性を出すための切り口開発作業に使うとき
以下のURLをJina Reader経由で読み込んでください。
URL:https://r.jina.ai/元のURL
本文に書かれている技術的な内容を整理し、
・実装に使える情報(本文に根拠があるもの)
・推測が必要な情報(本文に根拠がないもの)
を分けてください。
その後、実装方針を提案してください。使う前に知っておきたい3つのこと

1. 読めたことと正しいことは別
Jina Readerで読み込めたのは「ページをMarkdown化できた」ということです。内容の正しさは保証されません。
Xには速報性がある一方で、未確認情報や誤情報も混ざります。読めた内容をそのまま事実として扱わないことが前提です。
2. 画像・動画の内容は別確認が必要
本文には「これがすごい」としか書かれておらず、肝心の内容が画像や動画の中にある投稿は多い。
Jina Readerで本文を取得できても、その投稿の意味を正しく理解できているとは限りません。スクリーンショット、グラフ、動画、引用ポストの文脈が重要な投稿は、元投稿を自分で確認してください。
3. 重要情報は一次情報で確認する
医療・法律・金融・セキュリティなど、業務判断に関わる分野は特に注意が必要です。
Xの投稿や個人ブログだけを根拠にするのは危険です。公式発表・仕様書・一次資料・信頼できる複数の情報源で確認してください。
まとめ
AIにURLを渡したからといって、必ず中身を読めているとは限りません。
読めないこともある。一部だけ読んでいることもある。読めていないのに、それらしい答えを出してしまうこともある。
だからこそ、Jina Readerのようなツールを使って、AIが扱いやすい形に変換してから渡す意味があります。
- Xの投稿を要約したい。
- スレッドの流れを整理したい。
- 記事制作の参考にしたい。
- 競合ページを分析したい。
- 技術情報をCodexやClaude Codeに読み込ませたい。
そんなときは、URLの前にこれを付ける。
https://r.jina.aiただし、読ませた後が本番です。
要約で終わらせるのではなく、事実・意見・根拠・不明点まで分けて整理する。そこまでやって初めて、Jina Readerは小技ではなく、AI活用の実用的な武器になります。
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