AIと毎日バトってます。企画プロデューサー1年目のリアルな話

2026.2.10

AIと毎日バトってます。企画プロデューサー1年目のリアルな話

松岡
入社1年目
企画プロデューサー/SNS運用担当

SNS運用を軸に、AIを使った企画提案づくりや、提案営業用の資料作成を担当。
自社公式Instagram・TRYVER・社内企画「バズ王」の3アカウント運用に関わりながら、
AI初心者ならではの目線で、柔軟な発想と企画力を活かした取り組みを続けている。

入社前は印刷会社の工場勤務。AIどころかWEB業界すら完全未経験で、AIにはもちろん触れたことはなかった。
一方で、印刷会社を退職後フリーで少しだけWEBデザインに関わった経験があり、「作ること」「考えること」への興味はずっと持っていたという。

現在はSNS運用や企画の現場でAIを“当たり前の相棒”のように使いこなしている松岡さん。
しかし、入社当初はAIに対して「正直、自分には関係ないと思っていた」と語ります。

AI未経験・工場勤務というバックグラウンドから、なぜ今、企画プロデューサーとしてSNS運用や企画づくりの中心に立っているのか。

そして、
「AIは仕事や役割を奪うものではなく、向き合い方次第で強い味方になる」
と実感するようになった、その過程とは・・・。

試行錯誤しながらAIと向き合い、周囲を巻き込みながら企画を形にしてきた“等身大の成長ストーリー”を伺いました。

入社1年目、複数SNS運用の裏でAIを使って企画文化づくりへの挑戦

―――まずは今やっている業務から聞かせてください。松岡さんは今どんな仕事を担当しているんでしたっけ?

松岡:今はInstagramの運用がメインですね。自社公式と、TRYVERと、社内企画の「バズ王」。この3アカウントを動かしています。

―――いきなり3つ同時は、なかなかですよね。

松岡:そうなんですよ。最初聞いたときは、正直「おぉ…まじか」って思いました(笑)。
1個でも大変そうなのに、3つか…って。

―――とはいえ、結果的に全部ちゃんと回ってますよね。バズ王とか、正直ここまでいくとは思ってなかったです。

松岡:そうですね……。
バズ王は1か月で、合計200本以上リールが上がって、中には 2,000万再生を超える動画 も出てきて。結果的に、社内でもかなり盛り上がりました。

―――あれは普通に強すぎましたよね(笑)

松岡:自分も正直、ここまでいくとは思ってなかったです。でも、ああいう動きを見て、「ちゃんと企画として回せたんやな」って実感はありました。

―――TRYVERとか、自社アカウントも、地味に伸びてきてますよね。

松岡:はい。バズ王だけじゃなくて、TRYVERも自社アカウントも少しずつですがフォロワーは着実に増えてきていて
全部が一気に跳ねたわけじゃないですけど、ちゃんと積み上がってきてる感じはあります。

―――ちゃんと形になってきてますね!

松岡:ありがとうございます。どうせやるならただ投稿するだけじゃなくて、ちゃんと何か残る運用にしたいなとは最初から思ってました。任されたからには、「やってよかった」って言える状態にはしたかったので。

社内で“バズ”を狙い始めた日

―――そこから生まれたのが、社内企画の「バズ王」ですね。

松岡:はい。バズ王は、社内でInstagramのリールを投稿して、誰が一番再生数を取れるかを競うコンペ企画です。

―――企画としてかなり分かりやすいですよね。

松岡:そうですね。ただバズらせたい、というよりは、Instagramってどういう媒体なんかをちゃんと知りたいっていうのが最初にありました。

―――確かに、やりながら分かること多かったですよね。

松岡:個人で発信する力も強くしたかったですし、「この媒体、何が伸びるんやろ?」っていうのを、社内全体で体感したかったんです。

―――途中から、議論も増えましたよね。「動物系、強くない?」とか。

松岡:ありましたね(笑)。動物系はやっぱり伸びやすいとか、ASMR系も再生されやすいとか、自然と「伸びる傾向」の話が出るようになって。

―――なんとなくじゃなくて、ちょっとずつ法則っぽいものが見えてきた感じですよね。

松岡:そうなんです。「こういう構成やと伸びやすいな」とか、「最初の数秒大事やな」とか、みんなが感覚じゃなくて、言葉で話すようになりました。

―――結果的に、社内のSNSリテラシーも上がりましたよね。

松岡:上がったと思います。
SNSだけじゃなくて、AIの使い方も含めて、全体的に底上げされた感覚があります。

WEB担当の方が、動画生成を使いこなしてたりするのを見て、「あ、ここまで来てるんや」って思いました。

―――あれは正直、すごかったですね(笑)

松岡:ですよね。バズ王を通して、SNSとAIの距離が一気に近づいた感じはありました。

―――最初に言ってた「運用のヒントが見つかるかも」がちゃんと実現してますね。

松岡:そうですね。ただのコンペで終わらせずに、ちゃんと学びが残る企画にはできたかなと思ってます。

企画に詰まったら、ChatGPTに聞く。正解じゃなく“相棒”として

―――その企画を考えるときに、ChatGPTを使ったんですよね。

松岡:使いました。ほんまに最初はざっくりで、「こういう企画考えてるんですけど、どう思います?」
って投げた感じです。

―――入社当初は、AIにそこまで興味なかったですよね。

松岡:全然なかったです。正直、「なんかすごそうやけど、自分には関係ない」って思ってました。

―――実際使ってみて、どうでした?

松岡:普通にむずかったです(笑)。
最初は、いきなり「正解出して」みたいな聞き方をしてて、全然うまくいかなくて詰まりました。

思った答え返ってこないし、
何をどう聞けばいいかも分からんし、
企画にどう使えばいいかも分からんし。

今思うと、考える前から答えだけもらおうとしてたな…って感じです。

―――それでも使い続けた理由は?

松岡:仕事やったから、が一番ですね(笑)。
でも途中から「正解を出してもらう存在じゃなくて、壁打ち相手として使えばいいんや」って思えるようになりました。

会話の中で生まれたインスタ企画「ミヤゴハン」

―――ミヤゴハンの企画も、AIを使ってますよね。

松岡:はい。社内Instagramを見ていて、ちょっとバラエティっぽい企画が欲しいなと思って始めました。

―――キャプション、結構クセありますよね。

松岡:あれはChatGPTに、キャラクター設定を渡して作ってもらってます。
「このキャラやったら、こういう言い回しやな」って案を出してもらって、それを自分で調整してます。

―――AIの文章、そのまま使うことは?

松岡:ほぼないです。必ず一回、自分で考え直します。そのまま使うと、やっぱり違和感出るので。

試行錯誤しながら調整していった結果、ミヤゴハンに関しては、お店側からフォローしてもらえることも増えてきて、「あ、この方向合ってるんやな」って実感できました。

数字だけじゃなくて、ちゃんと相手に届いてる感じがしたのは、正直うれしかったですね。

まだAI新人。でも、考えるスピードと視野は確実に変わった

―――AIを使うようになって、松岡さん自身が一番変わったなと思うところはどこですか?

松岡:考え方とスピード感ですね。あと、言語化する力。

前までは「なんとなくこんな感じ」で終わってたところを、ちゃんと考えて説明するようになりました。

―――チームの中での立ち位置も、少しずつできてきましたよね。

松岡:まだ勉強中の新人ですけど、「とりあえずアイデア出す人」ってポジションにはなれてきたかなとは思ってます。

―――最後に、この記事を読んでいる求職者の方や、これからAIに取り組みたいと思っている人に向けて、メッセージをお願いします。

松岡:自分も入社したときは、AIにほぼ触れたことなかったですし、正直そこまで興味もなかったです。

なので、
「AIできないとダメなんかな」とか「自分に向いてるんかな」って不安になる気持ちは、めちゃくちゃ分かります。

でも今思うのは、最初からできる必要は全然ないってことですね。

―――まずは触ってみる、ですね。

松岡:ほんまにそれです。触らな始まらんし、使いながら考えたらいいと思います。

完璧じゃなくていいですし、分からんままでも、とりあえず投げてみたら、意外と道は見えてきます。

―――今の松岡さんを一言で表すと?

松岡:AIといい感じに闘いながら、企画を考えてる人ですね。

AI未経験からスタートして、
Instagramの運用や社内企画に向き合いながら、
少しずつAIを「使える道具」にしていく。

特別なスキルがなくても、
考えることをやめなければ、ちゃんと前には進める。

この等身大のストーリーが、
これからAIに挑戦したい人や、
一緒に働く未来の仲間の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。