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こんにちは!
恋敵に「ファッションセンスがダサすぎてメシウマ」とTwitterでつぶやかれたほど、美的センスが壊滅しているプジョルです!
そんな私が日々苦労しているのが、AIに作らせた資料のリデザインです。
企画書を作るとき、まずClaudeにPowerPointを作ってもらい、そこから細かい部分を人間が修正していく。生成AIを業務活用している方なら、同じような手順を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。
Claudeは企画からPowerPoint作成までやってくれて非常に便利です。
ただし、だいたい「Claudeっぽいデザイン」になるという欠点も……。
Gensparkも優秀ですが、無料版だとPowerPointのダウンロードに制限があったり、割とレイアウトが崩れたりで、結局最後は人間による調整がかなり必要になります。
そこで、一番出てきてはいけない人間の出番です。
なんかさみしいな。図形入れよ〜。 → なんか変…… 分かりやすく色を足そうかな! → なんかダサい…… 余白を埋めて…… → ……
そんなときに知ったのが「Hallmark」。
Hallmarkは、Claude CodeやCursor、Codexなどで使える「Anti-AI-slopデザインSkill」。
ざっくり言うと、AIにデザインを作らせたときにありがちな「テンプレっぽい」「なんかAIが作った感じがする」を防ぐための矯正ギプスのようなものです。
具体的には、20種類のデザインテーマと、
build(新規作成)、audit(診断)、redesign(リデザイン)、study(学習)という4つの動作モードを持っていて、
「study」モードで既存サイトを読み込ませれば、そのサイトの
・配色
・余白の取り方
・フォントの使い方
といったデザインの特徴を分析・抽出できます。さらに、生成したデザインが「AIっぽい仕上がりになっていないか」を57項目のテストでチェックする仕組みまで内蔵されているのが特徴です。
そこで思いました。
「Webサイトを直せるなら、PowerPointも直せるのでは……?」
私「チャッピー、できる?」 ChatGPT「できますよ!」(救世主)(神)(相棒)(ペット)(既視感)
ほな、いけるか。
ということで今回は、Hallmarkに好きなデザインのWebサイトを分析させ、そのデザインをPowerPointに移植するという、本来とは少し違った使い方に挑戦してみます。
実際に使ってみた
といっても、Claude CodeにHallmarkのSkillを読み込ませて、
リデザインしたいパワポ資料と参考にするサイトのURLを投げるだけ。詳しいやり方はClaudeに聞いてください。
今回は、この検証のためにスライド5枚を自作し、Hallmarkを組み込んだClaude Codeに直してもらいます。
用意したスライドはこちら↓




どうでしょう、この壊滅的なデザインのスライド…!!!
このスライドをリデザインさせます。
参考にするサイトは、メディアトライのリクルートサイトです!↓
アメコミ×ゲーム調のデザインで、とっても素敵なんです🥰
これをClaudeCode×Hallmarkにリデザインさせたらどうなるのか。
①Claudeのみの場合
まずはClaudのみにリデザインさせてみます。
方法としては、私の作ったパワポとメディアトライのサイトURLを投げて
「このサイトのデザインに合わせてパワポをリデザインして」といったプロンプトを投げるだけです。
結果がこちら↓




予想していた通りの、いかにもClaudeが作ったと分かるレイアウト…!
色合いはメディアトライのサイトに寄せられていますが、レイアウトがClaudeテンプレというか…。
それと、文脈的に本来目立たせたい部分があまり目立っていないのも気になります
(これは私の元スライドが壊滅的なせいもあるとは思うのですが…)。

副題(赤文字)が小さく、そのスライドが何を説明しているスライドなのかが分かりにくくなっています。
私が作ったスライドよりは10倍くらい見やすいですが、なんとも言えないClaude感がにじみ出ていますよね。
②ClaudeCode×Hallmarkの場合
では次に、ClaudeCode×Hallmarkにリデザインさせた場合がこちらです↓





すごい!全然Claudeぽくない!そしてちゃんと目立たせたい部分がしっかり目立ってます!
フライドポテトの内容とはミスマッチですが、ちゃんと色合いやフォント、図形や構成をサイトから学習していて、
AIっぽくない、Claudeっぽくないレイアウトになっています。
Hallmarkがしっかり仕事をしていることが分かりますね。
そして上の画像、実は全く人の手で修正を加えていません。
リデザイン性に優れていることはもちろんですが、何といっても
破綻が少ない(ほぼない)のが一番の感動ポイント。。
「パワポのリデザインなら、ジェンスパークでいいじゃん!」
という声がどこかで聞こえてきますが、とにかくジェンスパークは崩れが多い…!
大前提ジェンスパークも優秀なのですが、経験則「デザインは優れている」「自分が書いていない要素を足してくれる」という点ではめちゃくちゃ優秀ですが、とにかく崩れる…。
そして有料版にしないとダウンロード制限が厳しい。
そういった点でいっても、Claudeの正確性にHallmarkのリデザイン性を掛け合わせるというのは、とても理にかなっているのです。
ただ「AIを使う」だけの時代は、もう終わりつつある
Claude単体でリデザインさせた結果と、Claude Code×Hallmarkでリデザインさせた結果。
使ったAIは同じなのに、仕上がりのクオリティや説得力が別物でした。
実は「AIっぽさをコントロールするSkill」は、Hallmarkだけではありません。
デザインのばらつきや情報密度をパラメータで調整する「Taste Skill」、
AI的なパターンをスコアリングして検出する「GStack」、
ランディングページに特化した「Anti-Slop Frontend Skill」
など、似た系統のSkillがここ数ヶ月で一気に増えています。
つまり今、AI活用の勝負どころは「AIを使えるかどうか」から、「用途に合わせて、AIをどうコントロールするか」に移ってきているんだと思います。
生成AIは、もう「使えて当たり前」。
そこから一歩進んで、何が”AIっぽさ”を生んでいるのかを理解し、目的に合わせてそれを打ち消すSkillを選ぶ・組み合わせる。この「AIをコントロールする力」こそが、これからAIを使いこなす上での必須スキルになっていきそうだな、と今回の検証を通じて感じました。
今回はHallmarkをパワポへの再移植という、本来の正規ルートとは少し違う使い方をしましたが、
HPをAIで制作する際もHallmarkはとてもいい仕事をしてくれるので、ぜひAI活用をしてみてください。