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BOSS
Creatorを率いる人物
AI・Web・デザイン・経営・社会について考察を発信。
素顔・経歴は非公開。
クリアイターを率いる人物、BOSS。9月に公開された記事「AI時代に生まれる、新しい二つの人種。」では、AIを盲信する「Algolist」と、AIを拒絶する「Analogist」という言葉を生み出した。
しかし、その素顔を知る人はほとんどいない。今回、そのBOSSに話を聞く機会を得た。
取材場所に現れたBOSSは、やはりマスクをつけたままだった。
マスクの向こう側

―――本日はよろしくお願いします。……と言いたいのですが、先に聞かせてください。そのマスクは、取材用ですか? それとも、普段からですか?
BOSS:……まあいい。答えるなら、普段からだ。理由? 顔が見えない方が、言葉が目立つだろう。それだけだ。
BOSSという役割
―――Creatorを率いているとのことですが、BOSSは、実際には何をしている人なのですか? 社員の皆さんも「よく分からない」と言っていましたが……
BOSS:「よく分からない」か。それでいい。一言でいえば、「最後に決める人」だ。AIが出した案も、人が考えた案も見る。そのうえで、どれを世に出すか決める。あとは、考えている。たまに、こうして記事を書く。それだけだ。
AIと意見が割れたとき
―――記事に「AIにも相談しました。でも、最後に決めるのは私」とありました。ズバリ、AIに相談して反対されたら、どうしますか?
BOSS:まず「なぜだ」と聞き返す。AIの反対には、理由があるときと、理由がないのに自信満々なときがある。だから根拠を出させる。納得できれば、考えを変える。納得できなければ、私が押し切る。
ただし、押し切ったなら責任は私が持つ。AIは、責任を取ってくれないからな。
忘れられない、AIの失敗談

―――一つだけ、聞かせてください。AIに、完璧にだまされた経験はありますか? 「社長が、AIにだまされた」なら、記事になる気がするんですが(笑)
BOSS:ある。それっぽい数字を出された。出典のリンクまで付いていた。開いてみたら、存在しなかった。
……その数字を、会議で口にしかけていた。危なかった!!! あの日から、一次情報を自分の目で見るまで信じないと決めている。
これからAIを使う人へ
―――最後に、これからクリエイターとして入る方へ。今日の話を、一言でまとめてください。できれば、記事の見出しになる一言で。
BOSS:「AIを信じるな。使え。」……そして、最後に考えるのは、人間だ。これだけ覚えておけばいい。
取材を終えて、BOSSはマスクを外すことなく、静かに去っていった。素顔は、最後まで分からなかった。
