Notion入門:基本操作からデータベース作成まで

2026.9.8

Notion入門:基本操作からデータベース作成まで

Notionは「メモ」「タスク管理」「Wiki」「データベース」などをひとつのアプリでまかなえるオールインワンツールです。とはいえ最初は「ブロック」や「データベース」といった独特の概念に戸惑う人も多いはず。

この記事では、Notionを初めて触る方向けに、基本操作からデータベース作成までを順を追って解説します。

Notionの画面構成を知る

Notionを開くと、画面は大きく2つのエリアに分かれています。

  • 左側のサイドバー:ページの一覧、ワークスペースの切り替え、検索、設定などがまとまっている場所
  • 右側のメインエリア:選択したページの中身を表示・編集する場所

サイドバーの上部には検索アイコンやワークスペース名が並び、その下に自分が作成したページが一覧表示されます。
ページは階層構造(親ページの中に子ページを作る)を持てるのがNotionの大きな特徴です。

新しいページを作る

サイドバーの「ページを追加」(+マーク)をクリックすると、新しいページが作成されます。

ページには以下を設定できます。

  1. アイコン:絵文字や画像をページの目印として設定
  2. カバー画像:ページ上部に表示される画像
  3. タイトル:ページの名前

タイトルを入力してEnterキーを押すと、本文の入力に移れます。ここから先が「ブロック」の世界です。

ブロックの基本を理解する

Notionでは、テキスト・画像・表・リストなど、ページ内のあらゆる要素が「ブロック」という単位で管理されています。ブロックの操作を覚えることが、Notion習得の一番の近道です。

ブロックの追加

本文エリアで何もない行に「/」(スラッシュ)を入力すると、挿入できるブロックの一覧(スラッシュコマンド)が表示されます。

よく使うブロックの例:

ブロック用途
テキスト通常の文章
見出し1〜3記事の章立て
箇条書きリスト箇条書き
番号付きリスト手順の整理
ToDoリストチェックボックス付きタスク
トグルリスト折りたたみ可能な項目
シンプルな表組み
画像画像の挿入
区切り線セクションの区切り
データベース後述するデータ管理機能

ページを入れ子にする(サブページ)

Notionでは、ページの中にさらにページを作ること(サブページ)ができます。本文中で「/」→「ページ」を選ぶか、既存のテキストの前に「>」を入力すると、その場でサブページが作成されます。          

これにより、たとえば「プロジェクト管理」という親ページの中に「タスク一覧」「議事録」「資料」といった子ページを整理して配置できます。

データベースを作成する

ここからが本記事の本題、Notionの真骨頂とも言える「データベース」機能です。

データベースとは

データベースは、Excelの表のようにデータを行(アイテム)と列(プロパティ)で管理できる機能です。単なる表と違うのは、「表示形式(ビュー)」を切り替えられる点と、各行がそれぞれ1つのページになっている点です。

データベースの作り方

  1. ページ内で「/」を入力
  2. 「データベース」と検索し、「テーブル – フル ページ」または「テーブル – インライン」を選択
  • フルページ:データベースがページ全体を占める形式。独立した1つのデータベースとして管理したい場合に向いている
  • インライン:既存のページの中に部分的に埋め込む形式。他の文章と組み合わせたい場合に向いている

プロパティ(列)を追加する

テーブルの一番右にある「+」をクリックすると、新しい列(プロパティ)を追加できます。プロパティにはいくつか種類があります。

プロパティ種類用途の例
テキスト自由記述のメモ
数値金額、数など
セレクトステータスなど単一選択の分類
マルチセレクトタグなど複数選択の分類
日付締切日、開始日など
チェックボックス完了/未完了の管理
人物担当者の割り当て
URL関連リンク

行(アイテム)を追加する

テーブルの一番下にある「+ 新規」をクリックすると、新しい行が追加されます。各行はクリックすると開き、独立した1つのページとして中身(本文)を書き込むこともできます。つまり「タスク一覧の1行」が、そのまま「そのタスク専用の詳細ページ」にもなる、という構造です。

ビュー(表示形式)を切り替える

同じデータベースでも、目的に応じて表示形式を切り替えられます。データベース名の右側にある「+ ビューを追加」から選択します。

ビュー向いている用途
テーブル一覧性を重視したデータ管理
ボード(カンバン)ステータス別のタスク管理(To Do / 進行中 / 完了 など)
カレンダー日付ベースのスケジュール管理
リストシンプルな箇条書き的な一覧
ギャラリー画像を中心にした一覧(写真、商品など)

並べ替え・絞り込み(ソート・フィルター)

テーブル上部の「並べ替え」「フィルター」ボタンから、特定の条件でデータを整理できます。たとえば「担当者が自分」「ステータスが未完了」だけを表示する、といった使い方が可能です。

まとめ

今回紹介した内容を振り返ります。

  • Notionは「ページ」と「ブロック」を基本単位として構成されている
  • ブロックは「/」コマンドで自由に追加・入れ替え・削除ができる
  • ページは階層構造にでき、サブページとして整理できる
  • データベースは「行=データ」「列=プロパティ」で管理し、ビューを切り替えて多角的に活用できる